Department of Innovative Research & Education for Clinicians & Trainees (DiRECT)

学外の支援事例 [CLRH-2018]

当部局ではデザインや解析・論文化の面で学内・外の臨床研究を支援させて頂いております。ここでは、当部局と連携して実際に臨床研究論文を発信された学外の先生の寄稿をご紹介致します。

研究発信された先生

和田 治 先生 (あんしん病院 リハビリテーション科 リーダー)

論文タイトル・雑誌名

Wada O, Kurita N, Kamitani T, Nakano N, Mizuno K.
“Influence of the severity of knee osteoarthritis on the association between leg muscle mass and quadriceps strength: the SPSS-OK study”
 Clinical Rheumatology 2018; (in press).
[abstract][free-fulltext]

この研究が明らかにしたこと

変形性膝関節症(膝OA)では関節因性筋抑制(arthrogenous muscle inhibition)という現象が提唱されています。しかし、臨床疫学的な実証はありませんでした。膝OA患者約550症例の両下肢1100肢の分析したところ,下肢筋肉量と大腿四頭筋筋力の関係の強さは、X線所見によるOA重症度が重症化するほど弱くなることが明らかとなりました。

この研究は臨床や診療ガイドラインにどのように貢献する可能性があるか

膝OAが重症であるほど,大腿四頭筋力アップを目指すために,筋肉量増加以外の複合介入が必要となりうることを示唆できました。

臨床研究教育推進部との共同作業に関して

研究デザインの何が工夫されたと感じたか

研究アイディアの立案やコンセプトが明確になりました。単独では行うことの出来なかった解析方法(術側と非術側を分けながら同時に分析するアプローチ)の提案および実施をして頂きました。

論文化の何が工夫されたと感じたか

Figure等を用いて,研究のコンセプトをシンプルに分かりやすく伝えることに工夫を感じました。

共同作業で有用と感じたことや感想は

論文の臨床的意義,強みや弱みを伝えるための書き方の「お作法」をご教示頂くことができました。

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