ご挨拶
臨床研究教育推進部 部長
栗田 宜明
DiRECTって一体何だ？何だこのトップページのロゴは？と思われた方は、まずは「DiRECTとは」をご覧ください。当部局の略称は、初代の部長・長谷川准教授の発案で、決まりました。
当部局は、福島県立医科大学とその附属診療施設で医療を支える皆様へ臨床研究の教育と支援をささやかに行っております。結果的に、医療者の臨床研究に対する学習や実践を方向づけできれば、正しくDiRECT―方向付けする―の役割が果たせることになります。医療者が臨床家であると同時に、臨床研究者としてご活躍頂き、同僚や患者さんにより一層の幸福と健康を還元していただければ、当部局としてこれ以上の喜びはありません。
福島県は、都道府県の中でも3番目に広い面積を有するため、県内を東西方向あるいは南北方向に移動するだけでも数時間かかります。したがって、県内の医療施設を支援する医療者の方が、頻回に大学へ足を運んで臨床研究を学ぶことが困難であるとの声をしばしばお聞きします。そのような障壁を取り除ければと思い、今現在は、遠隔学習と対面式の学習をブレンドして大学院講義を提供しています。その結果、臨床研究に関する大学院講義の延べ受講者数が、対面式のみの頃と比べて2倍近くに増えました。
小さな世帯でも、当部局のミッションにご賛同いただける県内外の心強い協力者と連携をとりながら、役割を着実に発揮してゆく所存です。
ご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願いいたします。
