教員の 大前 が発案して解析論文化した、須賀川プロジェクトの臨床研究がNeurourology and Urodynamics誌に掲載されました。健康な地域在住超高齢者においては、歩行速度が遅いほど、過活動膀胱(OAB)であることを示しました。この関係は筋肉量や年齢とは独立していました。福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンターのOB・現役スタッフが須賀川市より受託して取り組み続けている、健康長寿事業から得られた成果です。
※今回の論文を主でご指導されたのは、山本 洋介 先生(京都大学)でいらっしゃいます。

Omae K, Yamamoto Y, Kurita N, Takeshima T, Naganuma T, Takahashi S, Ohnishi T, Ito F, Yoshioka T, Fukuhara S, and The Sukagawa Study Group.
Gait speed and overactive bladder in the healthy community-dwelling super elderly — The Sukagawa Study.
Neurourology and Urodynamics 2019; (in press)