2020年度 研究デザイン学/臨床研究デザイン学 授業評価
開催概要
開催回数 | 計9回 |
延べ参加人数 | 計572名(うち院生(必修)389名、院生(大学院セミナー)77名、聴講106名(うち会津医療センター51名) |
担当教員 | 栗田 宜明、濱口 杉大、福原 俊一 |
授業科目の概要 | 学習達成目標
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授業アンケート結果(1)
受講者の声
- 福島市外の病院に勤務しているため、ネット配信で好きな時間に受講できるのは大変ありがたいです。受講後のテストで自信のないところは、講義を振り返って聞き返せるのも良かったです。
- 講義内容ですが、丁寧な解説と、臨床にリンクした内容が多いこともあり、実践的で分かりやく感じました。
- これを体験すると、わざわざ同じ場所に集まって講義を聴かなくてもよいかと思いました。
- 非常に勉強になり、考えさせて頂きました。勉強とは新たな知識を吸収することだけでなく、うちに既にある知識や考えを整理する事でもあるのだと久々に感じた時間でした。
- 順を追って説明がされていることと、頭に入りやすい言葉の選択がされていて、研究に関する本を読んでもよくわからなかったことが、すんなりと理解することが出来ました。
- 論文報告がすでにあったとしても視点を変えることでよい研究ができると学びました。
- 今回は研究デザインの組み立て方に関する講義でしたが、スライドデザインや講義中の例題も含め、大変わかりやすく構成されているように感じました。講義後の小テストも、講義中の例そのままでなく、きちんと内容を理解していないと解けないように出題されており、毎回解答を送信する際は少し緊張します。
- 具体的な例(研究)を基に改めて説明して下さるので、とてもイメージがしやすく、自分の研究の改善点も見えやすい講義でした。ありがとうございました。
- 査読者とのやりとりにも概念モデルが有用となった実例が参考になりました。
- とても聞きやすい講義でした。ありがとうございました。
- いつも上司に言われるがままにやっていたが、今回の講義を聞いて今までは要因、アウトカムの流れを考えずにデータ集めだけしていたと気づいた。モデル化することでデータ集めの際にも何を確認すべきかより明確になると思った。
- データを集めてあとからカットオフ値を決めてしまうことがあったが、カットオフ値を事前に設定することが必要だということを再認識しました。
- 実際に論文を出された際のレビュアからの測定条件に対するコメントが非常にリアルで、いかに条件を合わせることが論文の信頼性や妥当性を示すことに繋がるかがよくわかりました。。
- 具体的な論文を例に挙げて、研究デザインの型の長所と短所を教えて頂いたのでわかりやすく学べました。これからに活かしていきたいと思います。
- 研究デザインを策定中にあります。その意味で大変有用と感じており、研究課題をより明確化し具体化していくことに役立つと感じております。
- 参考書で勉強していても、リスク比やオッズ比などの使い分け等が分かっていなかったので、とても勉強になりました。
- どのようなアウトカム指標を選択するかによって研究結果が示す意義が異なることなど、現在研究計画を策定中にあるが勘案されておらず非常に参考になりました。再考したいと思いました。
- 他大学での統計に関する講義で、まよったらステップワイズと説明を受けたことがありますが、このあたりの違いや選び方をもう少し勉強しなくてはと思いました。
- 臨床研究におけるバイアスの種類というのが多岐にわたることがわかりました。研究のデザインの段階やデータ収集を行う医療機関の特性などもバイアスとなりうることがわかりました。病名に関しても診察する医師や患者の受け答えによることから発生するバイアスもあり、いかにして標準化していき、バイアスを排除できるかということが重要であるとともに、研究が後期になるに連れ、それらの要素を調整するのが難しいことから、初期段階でいかにバイアスを想定しておくか、またそれらの対処をどうするかを検討しておくことが重要であると理解した。
- 論文の添削を受けたことがあっても書き方を教えてもらったことはなく、これまで何となく書いていたと思った。今後は今回の授業の内容を考えながら組み立てていこうと思った。
- 栗田先生が論文作成をする際の骨組みを、具体的に示してくださったので非常に勉強になりました。Resultsに記載した内容以外のデータをDiscussionで記載してはいけないことや、一度Introductionで記載した内容を再度記載する必要が無い事、ぶっちゃけた査読者としての視点などを教えていただき非常に勉強になりました。自分自身が現在論文作成をしておりますので、直ぐに見直しをしようと思いました。
授業アンケート結果(2)