Department of Innovative Research & Education for Clinicians & Trainees (DiRECT)

2023年度 研究デザイン学 / 臨床研究デザイン学 授業評価

2023年度 研究デザイン学/臨床研究デザイン学 授業評価

開催概要

開催回数 計9回
延べ参加人数 計497名(うち院生(必修)344名、院生(大学院セミナー)82名、聴講95名(うち会津医療センター70名)[*は集計中で今後増える見込みの数字です]
担当教員 栗田 宜明、濱口 杉大、福原 俊一
授業科目の概要 学習達成目標

  • 医学研究(特に臨床研究)を行う際に必要な「研究デザイン学」の基本を理解する
  • 疑問の構造化・モデル化、測定概念の変数への変換、変数測定法の開発や測定法の評価、比較の質を高める方法、調査研究法の基本を理解する

授業アンケート結果(1)

 

受講者の声

  • 実際の実例(成果)を基に講義がされているので、まず研究意欲がとてもかき立てられました。また最も大切で、そして難しいCQ・RQの決定について、具体的な道筋が示されていたので、早速実践していきたいと思います。
  • 看護師として働いています。学生時代や現在の職場で、研究に関する十分な指導を受けていませんでした。【研究】と聞くだけで苦手意識を持つことが現状です。しかし、先生の講義を受講して、研究に至るまでのステップがあることがわかりました。日頃の疑問を研究に繋げていきたいです。次回の講義も楽しみにしています。
  • 学生にも重要な講義と感じた。特に本学では基礎上級などの研究に触れる機会があるため、学生にも聴講してもらいたい
  • 院内のe-learningなどもオンライン受講ですがそれに比べて、格段によいと感じました。
  • (構造を考えずにデータ集めを指導されているので、沼にハマっています)当科(および全国的に)の○○の臨床研究はバイオマーカーを中心としたものが多く、先生がおっしゃるような患者の視点・社会の視点でのアウトカムを示す論文は多くないため、今後自分でCQ・RQを考える上で重要な講義になりました。
  • 文献検索時に利用できる(おすすめの)サイトやアプリが紹介されていたことが非常に有用でした。
  • 概念やモデル化について知識はありましたが、これまで実際の研究でちゃんと実行していませんでした。なぜこれらの操作が必要(重要)であるのか、理論立てて説明して頂いたので、理解が深まりました
  • 今まで交絡因子の定義とその意義を十分に理解していなかったが、講義の実例を通して理解を深めることができた。また小テストの肥満の例は非常にわかりやすかった。査読でも第3因子を指摘されることがあることも知り、重要な因子であることを再認識した。
  • 本講義で毎回思う所ですが、説明だけでなく具体例を示して頂けるので、納得感や理解度が上がります
  • 客観的な検査であっても、測定の条件や科学的な評価をなるべく研究の最初から意識して検証することが大事だと分かりました。また、変数の種類、連続変数・カテゴリー変数の特徴やメリットデメリットが分かりました。自分が研究する際にも、データの集め方、結果の表し方を考えるときにぜひ思い出したい講義内容でした。
  • 基礎からリスキリングです。いつも栗田先生、ありがとうございます。修士論文を書く際に活用させて頂きたいと思います。
  • 研究の倫理申請書を作成するにあたり、研究の型というものを意識するようになり、ネットなどで調べたが分かりやすい解説がなかったため、授業が有用だった
  • 「ケースコントロール研究において、なぜオッズ比しか計算できないのか」について、これまでいくつかの書籍や講義で学習していてもいまひとつ理解ができていなかったが、にこちゃんマークのアニメーション付きのスライドが非常にわかりやすく理解が進みました。ありがとうございます。
  • 今行っている研究でアウトカムをどのように選ぶか、また効果の指標について理解を深めることができたため。具体的なステップがわかりやすく、アウトラインが明確で理解しやすかった
  • バイアスを排除しようとして、「やりすぎ」がかえって悪影響を及ぼすというのは新たな知見でした。
  • dagittyのご紹介など、すぐに使えそうなコンテンツの情報がありがたかった。
  • 企業にも所属している研究者であるため、バイアスと隣り合わせです。正しい研究を行い、適切な研究成果を出すことが大切です。バイアスの種類について体系的に学ぶことができたため、有用だと思いました。
  • 講義内で栗田先生が使用される例題が、解りやすくとても参考になります。教育学を学んだ時、恩師が「小学生でも理解できるように話をすることが基本」と語っていました。ありがとうございました。
  • 最後の治療効果を調べるバイアスの項が図解で非常に分かりやすかったです。
  • 自分がこれまでの論文投稿で経験して、何となく(不十分ですが)体得してきた事項を明確に言語化し、示して頂きました。今回の講義の内容は、自分の論文執筆にはもちろん、特に後輩に指導していく際の具体的な道しるべになると思います。ありがとうございました。
  • 今まで論文の書き方の書籍を何冊か買ったことがありますが、そのどれよりもポイントが明確で分かりやすかったです。一番IntroとDiscussionが悩むので道標が見えた気がします。

授業アンケート結果(2)

 

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