Department of Innovative Research & Education for Clinicians & Trainees (DiRECT)

2018年度 研究デザイン学 / 臨床研究デザイン学 授業評価

2018年度 研究デザイン学/臨床研究デザイン学 授業評価

開催概要

開催回数 計9回
延べ参加人数 計634名(うち院生(必修)431名、院生(大学院セミナー)51名、聴講152名(うち会津医療センター63名)
担当教員 栗田 宜明、濱口 杉大、福原 俊一
授業科目の概要 学習達成目標

  • 医学研究(特に臨床研究)を行う際に必要な「研究デザイン学」の基本を理解する
  • 疑問の構造化・モデル化、測定概念の変数への変換、変数測定法の開発や測定法の評価、比較の質を高める方法、調査研究法の基本を理解する

授業アンケート結果(1)

 

受講者の声

  • 大学院に入学して最も学びたかった点が臨床研究を系統立てて計画し、スマートな論文を書く方法であった。研究デザイン学はその目的を満たしてくれた。今回のテーマは自分自身の論文執筆のみならず、査読や後輩の指導の点においても有効であった。
  • 常にまとまっており、聴講した内容が実際の臨床に活かせると感じた
  • 今まで大学の統計の授業などで疑問に思っていたことや臨床的な効果や結果をどうわかりやすく表現するか自分で調べただけではいまいち理解できなかったため、今回の講義も大変わかりやすく勉強になりました
  • 蓄積しているデータがどんな風にでも活用できそうだと言うことが分かったから。
  • 研究をデザインする上での基礎を学ぶことができ、大変勉強になりました。スライドがとても見やすかった。最大でも1ページにつき文章が7行ぐらいまでだったので。
  • とりあえずあまり深く考えず患者データを集めたのはよいが,その後に解析で苦しんでいる先輩らを見ており,これでは良い研究デザインにはならないのではないかと自分はずっと思っていました。実際,そのような先輩は論文にしても良い雑誌には載っていません。講義を聴いて自分の考えに自信を持てました。どう研究をデザインするか,そこをしっかり勉強することが重要だと改めて思いました。
  • ブレインストーミングが単なるやみくもな関連要因洗い出しに終わらないようにする術を知れました。
  • 先生自身の研究に基づき、具体例をあげて、第3の因子など説明していただき、イメージがわきやすかった。
  • 修士なので、論文作成は担当の先生に丁寧にご指導いただいていますが、新しい知識を得ることは、今後の意欲につながると感じます。
  • 今まで企画しボツになってきた研究計画の中で、チェックすべきだったポイントの理解に役立ったから。
  • ぼんやりとしているCQを具体的に直していく手順であり、とても重要な講義でした。
  • 測定の条件の自験例や最後のカテゴリー化の際の例はとても参考になりました。
  • 統計の授業でも学習していますが(したはずなんですが・・・)、先生の連続変数とカテゴリー変数のご説明が非常に分かりやすかったです。
  • 実例を混ぜながらでとてもわかりやすい講義でした。
  • 各研究デザインをイメージ一発で把握できるようになったのは有難かったです。
  • 横断研究の説明が、詳細で秀逸でした。少し横断研究を低めに見ていたところがあり、見方が少し変わりました。
  • これまでは層別化の原理を理解していなかったため、今回の講義で非常に分かりやすく説明していただき、有用であった。これまで中間因子を調整した演題を発表していたが、それが誤りであることに気づかされた。過大推定・過少推定についてはこれまでそのような考え方自体持っていなかったため大変参考になった。
  • これまで自分の中で明快にできていなかった「交絡」の概念がかなりクリアになった。また、交絡因子の見つけ方、交絡による効果の推定については実際的で役立つ内容だった。
  • 今までバイアスについてあまり意識したことがなかった。自分の研究の限界を把握するために非常に重要な情報であったと考えております。そのため研究に有用であると考えました。
  • 今まで漠然と研究論文や症例報告を書いていましたが、論文執筆の要点を今回の講義で拝聴し、今まで苦手意識があった論文の執筆も少し入りやすくなりました。大変わかりやすい授業ありがとうございました。
  • 現在臨床研究の論文を執筆中であり、大変参考になった。その中で、IntroductionとDiscussionを書くにあたって困難さを感じていたので何を書くべきか明確に提示していただき、今後の論文執筆に有用であると感じた。

授業アンケート結果(2)

 

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