2018年度 診断・治療・アウトカム評価特論演習/ヘルス・サービス・リサーチ 授業評価
開催概要
開催回数 | 計10回 |
延べ参加人数 | 計189名(うち院生(必修)76名、院生(大学院セミナー)77名、聴講36名(うち会津医療センター37名) |
担当教員 | 栗田 宜明 |
授業科目の概要 | 学習達成目標
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授業アンケート結果(1)
受講者の声
- 本講座を受講する前は、propensity scoreによるマッチングを行えば、質の高い観察研究ができるものと思っていましたが、先生の説明を聞いて、傾向スコアの限界を理解することができました。オーバーラップ条件やバランス確認についても、大変勉強になりました。
- 時事刻々と治療が変わるような対象群を研究することが多いので、使ってみたいと思いいました。
- 診断法などの論文のディスカッションを読む際にどのようなフレームワークで記述されているのかがわかった。このようなフレームワークを理解することで、論文を理解するスピードが上がるのではないかと考えられる。
- 診断精度の指標やインデックス検査について勉強することができ、インデックス検査における研究はとても面白いと思った。
- 病理診断の新しいマーカー(免疫染色等)の有用性をどう評価するか、など具体的にイメージしながら聴講できた。
- とても勉強になりました。いつもわかりやすく解説していただきありがとうございます。
- 臨床経験と研究計画の両方の知識がないと、診断精度の研究を行うことも、読者としてその結果を解釈することも難しいと感じた。
- 診断精度の研究について、具体例を用いての講義であり、理解が深まった。
- 診断精度の研究を経験したことはないが、今回の講義の中で何度か述べられていた研究デザイン各段階における「臨床的配慮、臨床的位置づけ」を考えることは、あらゆる研究デザインにおいて重要であり、自分の考えが足らなかった部分だと学んだ
- 検査結果の解釈について、大変分かりやすい講義でした。
- 自分の研究として行うことはないが、インデックス検査に対する診断精度がどのように評価されているのかについては興味深く、勉強になった。
- 病理診断で用いられる診断スコア(炎症性腸疾患、自己免疫性肝炎など)を思い浮かべながら、研究のステップを想像しながら聞くことができた
- ポアソン回帰とlogistic回帰をときどき混同してしまうことがあったが、それに関してもよく理解することができました。
- 自分の研究にどんな研究デザインが当てはまるかを考えるだけではなく、様々な研究デザインを知ったうえでそこからどんな研究ができそうかを考えることもできると感じた。
- 消化器領域手術後はQOLが低下することが多いので、このようなリサーチクエスチョンに結び付けられそうに感じた。
授業アンケート結果(2)